薔薇

薔薇をテーマにした着物と帯は、テーマやデザインをその都度変えて
ずいぶん作ってきた。
これは帯であるがあまりリアルにならないように絞りを使って表現してみた。

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半世紀も生きてくると自分の回りの原風景も随分変わったのに気づく。
地方(長野県松本市)出身なのでそれぞれの家に「庭先」というものが
ごく当たり前にあってそこではいろいろな植物が育てられていた。
そのころ当然のようにあったもので今視界から消えたものがいくつもある。

薔薇の花は垣根にしろなににしろもっともっと見かけたように思う。
夏になるととんでもなく巨大なひまわりがあり、
グラジオラス、ダリア、キンセンカ etcetcが毒々しい(あくまで私の感想だが)
姿を誇っていた。
シバザクラや菊、朝顔、カラタチ、アヤメもあまり見かけない。
そしてキャンキャン騒々しかったスピッツも姿を消した。
人と時代の雰囲気が嗜好を変えるのだろう。

そしてもっともっと大きな変化が人知れず進行しているかもしれない。
自然界では考えられないようなスピードで・・・・・。

去年、カエルおよび両棲類に寄生する「ツボカビ病」のことが話題になって
かなり衝撃を受けたものだが、その後どうなったのだろうか?
食物連鎖からするとそのうち人類にもじわじわと有形無形の影響を与えて
しまうにちがいないのだが。
マニアックではあるが興味のある方は以下を参照を。

http://www.vm.a.u-tokyo.ac.jp/byouri/JSVPJCVP/tsubokabi-f/tsubokabi.html
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