染めと天体と

小学校5年以来の友人「遠藤湖舟」が初めての写真集を出した。
      「宇宙からの贈り物」    講談社   2800円

天文少年だったふたりは、翌日の授業のことなど頭にないかのごとく
深夜、明け方まで星空を探索したものだった。
今と比べると、天体観測に使う機器は大変高価だったので
いろいろなものを工夫して作ったものだ。  
本体の望遠鏡もさることながら、写真撮影のための接続器具、
レンズが結露しないためのヒーター役の豆電球装置、
郊外に簡単に運ぶための、地球自転に合わせられる「赤道儀」を
自転車の回転軸を利用して作ったこと、
ドームでおなじみの屋根が開く観測室を作った事などなど。
好奇心が工夫を生んだのだと思う。

ごく恵まれた一部の人以外、マニアというものは自分であれこれ工夫改良して
なんとかしていくものだ。  裕福な現代ではプロも顔負けの設備を所有する
スーパーアマチュアも多い。
そんな中で彼は割と普通の機器を使って撮れる「自然」の写真を追求している。

要は「対象」とまっすぐに向き合う心の問題だ。

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