サッカーは、「少年」を「男」にし、「男」を「紳士」にするというが・・・・・

いきなり大上段にはじまってしまいました、悪い癖です。

ジネディーヌ・ジダンは紳士かと思っていました、でもあの頭突きです。
ドイツワールドカップははるか彼方の出来事のようになってしまいましたが、
あのとき「紳士」ならどうしたらよかったのでしょうか?
堪え難い「侮辱」を受けたとき、どう行動するのが良いのでしょうか。
紳士から程遠いわたくしが言うのも気恥ずかしいですが、
ともあれ「紳士」になることがいかに難しいか。

サッカーを通して、ピッチ上ではきっと「紳士」に到達する人間もいるのでしょう。
しかし長い長い人生ではなかなか、なかなかのことではありますまいか、
皆の衆。

さて
12月2日の日曜日、自衛隊イラク派遣部隊の隊長で今年参議院議員にもなった
(ヒゲで有名な)佐藤正久氏が例の守屋元防衛次官について
「ふざけるな、と言いたい」と発言したことが当日ラジオ(Jウェーブ)で報じられた 。

翌日の新聞等、この事がどう報道されるかと思っていたら
私の見たかぎり、一つも取り上げられていなかった。
自民党議員である彼の立場からすれば黙らせられたことは無理ないにしても、
現場の人間達からすればきちんと取り上げて欲しい心情吐露であったことだろう。

彼は以前にもこんなことを言っている、
[もし(イラクで)オランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、
あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、
憲法に違反しない形で警護するつもりだった、として、続けて次のとおり発言した。
「巻き込まれない限りは正当防衛・緊急避難の状況は作れませんから。
目の前で苦しんでいる仲間がいる。普通に考えて手をさしのべるべきだ
という時は(警護に)行ったと思うんですけどね。
その代わり、日本の法律で裁かれるのであれば喜んで裁かれてやろうと。」]

軍人の現場での「暴走」が大戦争への道を招いた過去があるにせよ、
しかしいざその局面になってしまったら「戦争」であり
死の恐怖からの自己防衛としてあらゆる手段をとることはいたしかたないだろう。
もちろん、そのような事態に至らないような政治こそを手にしなくては
ならないことは議論の余地ない話ではあるが。

佐藤氏の意見、そして防衛路線の方向については棚上げしてだが、
とにもかくにも人を殺すことを目的とした組織があり、
権力の命令により生死の現場に直面する職業の人が存在する。

誰も本当には自分が死ぬなんて思ってもいないだろうが、
それでも命令の元、死ぬ事態の覚悟をせねばならない仕事。

その命令を発する組織の上部にいる者達のていたらく。
「ふざけるな」は至極当然。

もともと殆どあり得ないような戦闘行為に備えて
日々緊張感を維持せねばならない日本の自衛隊とは
(敢えて言ってしまえば)現実感の乏しい浮世離れした組織だという。
そして浮世離れしたお値段の兵器を使わなくては
「ごっこ」に成ってしまうという脅迫感に追い立てられる世界。

さてさて、
ド素人のわたくしが、天をも恐れぬような戯れ言を垂れ流すのは
このような思いを抱くから・・・・・・。

ひとつはひげ隊長のこの程度の話さえも(何者かに)操作されてしまうところの
マスコミによっていとも簡単に「気分」が作られていく恐さ。
しかしインターネットという功罪相半ばのツールによって
ひょっとすると真実の一端を素人でも知り得るのかという希望もあること。

それはたとえばこんなサイトの情報によってもちょっと疑問符を頭に持つことが
できるかもしれないということ。
http://reminders-project.org
http://www.asyura2.com/index.html
しかしこれとてもなにが真実かは分かりようも無い。
ただ何もかも「鵜呑み」にはしないという態度だけは身につけることができる。

その際きっとポイントは「直感」、
直感を研ぎすますしか、現代の荒野を生き延びる道はないのではないか。

もうひとつ、
わたしの抱いた思い。
この直感に連動してのこと。
それは守屋元次官の妻のこと、
防衛庁で一期先輩だったというこの妻の直感。
この男をこの地位にまで押し上げ、
好き嫌いはともかく、人並みはずれた仕事をさせてきた妻の役割、
それは名実ともにこの男を「紳士」に育て上げる
直感ではなかったのではないだろうか。
ある時点までは見事に働いてきた直感、それが機能不全をおこしてしまった。

的はずれでノー天気な思い込みかもしれないが・・・・・。
男には、好き勝手やらして欲しいという思いと共に
止められない暴走を女に正して欲しいという矛盾した思いがあるように思う。

「生きる」という行為に(善くも悪くも)はぐれずに存在する女性というものに
男は底知れぬ恐怖感をいだく。
はじめから「勝ち目」などはないなどと言ってしまったりする。
だから女のほうも、「男はいつまでたっても子供」などと言っていたりする。
今回も守屋クンのことをウチの僕ちゃんなどと言っていたように・・・・。

つまり母親のように、男の選択を正していてくれるかのような存在。

その母親のような直感が崩れていってるような感じに恐怖するのだ。

責任を女にひっかぶせて、なにを甘っちょろい事を、と言われるのは承知。

でも・・・・
よく言うでしょ、女の感、って。
「何かわからないけれど、なんだか変!!」


以前、こんな感じを抱いたことがある。
畑の続く郊外に、無人の野菜売り場がありますね、
いくらいくらという野菜の代金を、お客を信じて箱に入れてもらうというやり方。
しかしどうしてもなくなる野菜に比べて代金が少ないという。
ビデオを設置して監視すると、ちょろまかしをして
野菜を持っていくのは圧倒的に中年のおばさんだという。

なんだか悲しい。

こういうのって生理中の特別事象とかではない、長い流れの中の象徴的なこと。

いまでは「監視中」の札とともにダミーのビデオカメラが設置してあったりする。

もう一度。
サッカーは、「少年」を「男」にし、「男」を「紳士」にするという。
「サッカー」ではなくて「仕事」でもいいかもしれない。
そして
「サッカー」でなくて「いい女」は、でもいいのかもしれない。

いい女は少年を男にし、男を紳士にする。
きっと逆も真なりだろうけど。

今回の事件、そして続発するなんとか偽装やら改竄やら書き換えやらの
背後に漂う物悲しさは
きっと男と女の関係が「なんか変」、
になってきているからかなぁ、と思ってしまうのであった。

さてそろそろいい加減に店仕舞いを。

養老孟司さんが言っている。
「健全な常識は脳の指令で筋肉を動かし、体を使うことで身に付いてくる」と。
先生に言われるまでもなく、こんなことは誰でもわかっているはず。

あの人たちはゴルフはよくやっていたようだが。
自前でやらなかったのがいけなかったのか・・・・。

さてさてわたしは山のアトリエの完成に向けて、異常なほど体を使ってしまった。

建物の土台の土は雨と共に流されて少なくなっていく。
重力というものを嫌というほど実感させられる。
加えてイノシシどもが土手を切り崩す。
崖の部分には「葛」が生える、葛の地下茎はサツマイモの様に成長するが
これがイノシシの大好物とくる。
せっかくこちらが整地したところをユンボのようなパワーでめちゃくちゃにしてくれる。
70-80キロの重さの石でもひっくり返すと言いますから。

仕方なく14メートルに及ぶ擁壁を作る事に。
しかし車もミキサー車も来ない山の中ゆえ、
砂利と砂とセメントを小分けにして運び込み、現場で「調合」して
施工しなくてはならないのです。
もっとしっかりしたものを作りたいのだが労力の関係で
必要最低限の厚さの規模にせざるをえない。
平均11センチの厚さX高さ100センチX14メートル=約1.5立方メートル

この大きさに型枠を作って、こねたコンクリートを流しこむ。
総体では小山のような量のコンクリートが必要。

こんな工事をここ12年間で何度となくやってきた。
最初は人力でコンクリートをこねてきたがあまりの量にギブアップ。
今ではミキサーを手に入れてやっているがそれとても大変。

ミキサー車が来て、ポンプ圧送すれば楽なのに。
或はヘリコプターで一気にやっつけるとか。

ともあれこれは修行。
ひたすらやるのみ。
画像

上部にはデッキを作る事に。
画像

画像


もう隣の柚子畑にはすずなりの柚子が。
去年不作だったので今年は良い出来のようで。
画像

染め場の向こうにたくさんの柚子の木が。
画像

"サッカーは、「少年」を「男」にし、「男」を「紳士」にするというが・・・・・" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。